装置製作例


3Dピッキングロボット

 

3Dピッキングロボットとは

3Dピッキングロボットとは、搭載されたカメラ画像センサによって対象となるワークの位置や姿勢を認識し、ロボットアームによる自動ピッキング(つかみ上げ)により、ワークを任意の場所に移動させる自動機です。製造工場において、ケースなどにバラバラの状態で積まれている部品を自動でピッキングする「バラ積みピッキング」は、技術革新によって日々進歩しています。解析システムに用いる3D画像センサ、ロボットアームやロボットハンド(ワークをつかむ部分)など、さまざまな専門企業が独自のシステムを打ち出しています。

3Dピッキングロボットの主要装置

■3D画像センサ

ピッキング対象となるワークの位置や姿勢、形状などを解析するための3Dカメラ。ロボットがピッキングするプログラムを構築するための情報を画像センサで収集します。

■ロボットアーム(マニピュレータ)

人間の腕のように動く6軸多関節ロボットなど、実際にピッキング作業をおこなうアーム本体部分です。

■ロボットハンド(エンドエフェクタ)

人間の手の役割に当たる部分。ロボットアームの先端にセットして、挟んだり掴んだりして対象物を持ち上げます。

■システムコントロールパネル

3Dピッキングロボットの起動や停止、各種プログラムを設定するための操作パネル。

納品実績