装置製作例


組立装置

組立装置

組立装置とは、製造工程において、各部品を自動で接合し、組立して形成するための装置です。組立といっても、単一の作業を表す場合や、いろいろな組立を複合した一連の工程を表す場合があります。
組立装置においても、とある組立に特化した専門装置から、数種類の組立装置がプログラムされた複合装置など、扱われる製品によってシステムはさまざまです。

組立装置の主な種類

■カシメ装置

カシメ(加締め)とは、リベットと呼ばれるピンを差し込み、変形させて固定させる方法です。装置としては、スピンカシメ機(リベットを加圧・成形)や、プレスカシメ機(リベットを押しつぶして変形)があります。

■溶着装置

溶着とは、プラスチックや非鉄金属を接合する技術です。溶着装置とは、加熱・加圧・冷却することによって接合する組立装置です。高周波溶着、熱溶着、超音波溶着と、生産品に応じた方式が使用されます。

■ネジ締め装置

ネジ締めによる組立作業を、自動で行う装置です。ネジ締めによる組立も製造ラインによってさまざまで、ハンディタイプをベースに、ビットの移動とネジ締めが自動化されたタイプ、ロボットアームによるビットの移動とネジ締めが自動化されたタイプなどがあります。

■組立ロボット

産業用ロボットとして、多関節がサーボモータで駆動するマニピュレーター(ロボットアーム)に、エンドエフェクタ(先端のハンド)を組み合わせることでさまざまな組立に対応します。

納品実績